175 川尻町 蚕養神社
祭神:稚産霊命、宇気母知命、事代主命 創立年代:不詳
蚕養の神、稚産霊命が第七代孝霊天皇代に蚕養浜沖に現れたので、神路の森の土手山に社を建てて祀り、蚕養大明神と称した。
第十代崇神天皇代に、海の神の事代主命が蚕養嶺沖の神島磯に現れたので祠を建てて祀った。
里人は於岐津説大明神と呼んだ。
第十二代景行天皇代になって、蚕養大明神を於岐津説大明神に合祀る。。
寛文三年(1663)、光圀が寺社改革のため作らせた開基帳によると、川尻村には於岐津大明神はなく、代わって津明神がある。
漁民達は、海を見下ろす位置にあるこの神社を、津明神と称していたと推定される。
元禄四年(1691)社寺改革で一旦廃止されたが、翌年復活されている。
明治三十四年(1901)於岐津説神社が蚕養神社と改称し今に至る。
蚕養農家の信仰集め、遠く福島、長野、栃木から参拝人が訪れた。この後の由来沿革不詳。
本殿 | 本殿 | 玉垣内の本殿 震災で玉垣塀と本殿が損傷していた |
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社殿 | 境内から市街地の景観 | 境内から川尻海水浴場と川尻港の景観 |
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